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大阪市・大阪府に対し有識者による「大阪での震災廃棄物処理の即時中止要望書」提出 2013.2.20

“汚染物質は拡散してはならない。”というのが基本原則です。
これまで、多くの市民は、この基本原則を守ろうとしない大阪市・大阪府に対し様々な方法でがれき受入反対の意思表示を行ってきました。
しかし、大阪市・大阪府はこれら市民の声を無視し、2月1日から毎日100トンもの震災がれきを焼却し続けています。
この行政による暴挙に警鐘を鳴らすため、2013年2月20日、多くの有識者から大阪市・大阪府に対し、震災廃棄物処理の即時中止を求める要望書が提出されました。
同日大阪市北区中之島の中央公会堂にて記者会見が行われました。
http://www.ustream.tv/recorded/29421650




                                         
                                                  2013年2月20日
大阪市長    橋下 徹 殿
大阪市会議長 辻 淳子 殿
大阪府知事  松井一郎 殿

                 大阪での震災廃棄物処理の即時中止要望書

 今、東日本大震災による震災廃棄物、いわゆる岩手県の瓦礫が、環境省の推進する広域処理として、大阪市此花区の舞洲焼却場で連日燃やされています。しかし、瓦礫には、アスベストなどの毒性の物質以外にセシウムなどの放射性物質も含まれています。セシウムなどは燃焼によってなくなることはありません。結局、灰に残されるか、煙と一緒に空中に出ていくかだけです。煙に含まれる分はフィルターで集めることになっていますが、そのフィルターに高濃度の放射性物質が集積されます。それらの処理方法はなく、大阪市はその灰を大阪湾の北港処分地に埋め立てています。しかし、セシウムは水に溶けやすく、いつか大阪湾に流出します。今後、巨大地震も想定されており、100年200年と処分地を管理することは不可能です。
 その被害を受けるのは、私達だけではなく、これから生まれてくる人たちです。もちろん、人間以外の動物も被害を受けます。消すことのできない毒物はできるだけ拡散させずに、狭い範囲に集めて管理するのが鉄則であります。にもかかわらず、多額の税金を使って、全国にばら撒いています。
 しかし、現在では、瓦礫の総量が大幅に見直しされ、宮城県の可燃がれき広域処理は、今年3月で終了、岩手県の木くずは今年3月、可燃物は12月までに終了とされました。このように広域処理量が激減する中、受け入れを中止する自治体が相次いでいます。それにもかかわらず、大阪市は、今年2月1日から毎日100トンを舞洲工場で焼却し、来年の3月まで合計36,000トンの受入れを予定しています。
 この理不尽な広域処理に関して、地震と津波で被災した人々との「絆」とか「痛みの分かち合い」など、美しい言葉が付随しており、反対しにくい構造がつくられています。そして、放射性物質の拡散に反対する人たちと東北の人たちという被害者間の対立構造が作り上げられていきます。
 本来、放射性物質は放出した東京電力が責任をとるべきです。しかし、東京電力は、「放射性物質はいったん放出されると無主物となり、東京電力の物ではなくなり責任はない」と言っています。政府も、東京電力をはじめ原子力村の加害者責任については言及せず、まるで自然災害かのように広域処理を推進しようとしています。まず、東京電力が謝罪し、全ての情報を公開するべきです。放射性物質は、第一義的には東京電力が引きとるべきです。もちろん、東京電力が全量を引き取り、何百年も管理するのは不可能です。長期的な対策を策定するにも、何がどれだけ放出されたのか、今でも放出は続いているのかなどの正確な情報が必要です。
 今回の瓦礫の広域処理は、原発事故の情報を出さない、謝罪はしない、責任は取らない、被害は全国民に押し付ける、費用は税金で賄うという構造になっています。これを進めると、日本という国は、加害者が得をし、被害者を含む国民が損をする国になります。
 以上により、私たちは、大阪市・大阪府が瓦礫の広域処理を即時中止することを強く求めます。さらには、環境省に、瓦礫の広域処理を見合わせるよう働きかけていただくことを求めます。
                                                        以上


(敬称略 順不同)
呼びかけ人
 石田 紀郎(元京都大学)                               1名
賛同人                                          73名
松久 寛(元京都大学)             槌田 劭(元京都精華大学)
宇仁 宏幸(京都大学)             高柳 敦(京都大学)
伊東 和彦(京都学園大学)          谷川 稔(元京都大学)
大津 定美(元大阪産業大学)         加藤 真(京都大学)
中尾 ハジメ(京都精華大学)         小林 圭二(元京都大学)
熊本 一規(明治学院大学)          山田 耕作(元京都大学)
藤原 寿和(放射性廃棄物全国拡散阻止!3.26政府交渉ネット)
矢ヶ﨑 克馬(元琉球大学)          春木 孝祐(元大阪市立環境科学研究所) 
髙作 正博(関西大学)             大和田 幸嗣(元京都薬科大学)
畑 明郎(元日本環境学会会長・元大阪市立大学)
松井 英介(岐阜環境医学研究所・座禅洞) 中須賀 徳行(元岐阜大学)
生井 兵治(元筑波大学)            田代 真人(ジャーナリスト)
西尾 正道(北海道がんセンター院長) 牟田 おりえ(市民と科学者の内部被曝問題研究会理事)
海老澤 徹(元京都大学)            溝川 悠介(元大阪府立大学)
守田 敏也(フリーライター)           本多 一寿(真宗大谷派 宗議会議員・護念寺住職)
よつや 薫(西宮市議会議員)         増山 麗奈(画家・ジャーナリスト)
丸尾 牧(兵庫県議会議員)          ますだ 京子(箕面市議会議員)
川田 龍平(参議院議員)            内田 樹(元神戸女学院大学・凱風館館長)
崎山 政毅(立命館大学)            末石 冨太郎(元大阪大学、京都精華大学)
冨山 一郎(同志社大学)            讃岐田 訓(元神戸大学)
森岡 秀幸(前箕面市議会議員)        山田 弘己(生駒市議会議員)
有村 京子(生駒市議会議員)         西谷 文和(ジャーナリスト)
今岡 良子(大阪大学)              宮本 憲一(元大阪市立大学、元立命館大学)
角田 晃一(生駒市議会議員)         吉波 伸治(生駒市議会議員)
今井 光子(奈良県議会議員)         河内 俊英(久留米大学)
兼高 武仁(医師)                高谷 清(医師)
大沼淳一(未来につなげる東海ネット・市民放射能測定センター運営委員)
宗川 吉汪(元京都工芸繊維大学)      北條 和明(元京都産業大学)
細川 孝(龍谷大学)               富田 道男(元京都大学)
井戸 謙一(弁護士)               井部 正之(ジャーナリスト)
山崎 知行(内科医)               青木 泰(環境ジャーナリスト)
河野 益近(京都大学)             下地 真樹(阪南大学)
橋本 百合香(医師)                野口 宏(元関西大学 )
服部 良一(前衆議院議員)          奥谷 和夫(奈良県山辺郡山添村議会議員)
福田 章典(医師)                出原 隆俊(大阪大学)
浪江 巖(元立命館大学)            中井 正子(さいなら原発・びわこネットワーク)
三好 龍孝(日蓮宗 本澄寺住職)      清都 千春(奈良産業大学)
神林 宏和(カトリック大阪大司教区、社会活動センター・シナピスセンター長)
川崎陽子(環境ジャーナリスト)
                                                以上74名



 2013.2.20大阪府市への要望書提出には間に合いませんでしたが、次の方々から賛同の連絡を受けましたので報告いたします。
(敬称略 順不同)
  三宅成恒(反核京都医師の会)
  飯田哲夫(飯田医院)
  京都府保険医協会・京都府歯科保険医協会環境対策委員会
  太田 敦(奈良県議会議員)
  木下黄太(放射能防御プロジェクト)
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Author:ojisan
当ブログの管理人です。
一般市民のひとりですが、2011.3.11福島原発事故後、テレビや新聞で報道される政府や電力会社からの情報に疑問を持っています。
気づいたことを発信し、入手した情報の提供を行うため当ブログを開設しました。

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